けんしんの概要 経営理念 | 経営ビジョン | 組合概要 | 沿革・歩み
ごあいさつ
皆様には、平素より格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度当組合について一層ご理解を深めていただきたく、第73期事業年度(令和4年度)の事業概要及び決算状況について取りまとめたディスクロージャー誌を作成いたしましたので、ご高覧賜りたく存じます。
令和4年度の経済は、ロシアのウクライナ侵攻に端を発する世界的なエネルギー・食糧価格の高騰と、欧米におけるコロナ禍終息後の景気回復に伴うインフレによる長期金利の上昇など、国内経済にも大きな影響を及ぼしたものの、年度後半には、新型コロナ感染者の減少とともに社会経済活動も活発化しました。 加えて熊本県内においては、世界的な半導体メーカー工場の建設が進む中、熊本市周辺を中心に関連企業の進出や住宅需要の高まりなどを受け、一層の地域経済の活性化が期待されています。
このような状況の中で、期末残高は前期に比べ、預貸金ともに増加したものの貸出金期中平均残高が伸び悩み、経常利益は微減となりました。一方、大口の不良債権処理費用が発生したことから経常費用が膨らみ、経常利益は、前年度比180百万円減となりました。しかしながら、当期純利益は174百万円を確保し、17期連続の黒字を計上することができましたことは、ひとえに地域の皆様のご支援の賜物と深く感謝を申し上げます。
当組合は、今年度も引き続き、「信用組合の原点である『真の相互扶助』の精神に立った経営に徹する」、「コンプライアンス重視の経営に徹する」、「総代や自治体、地域商工団体との連携を深める」こと等を基本方針として、安定した収益の確保により自己資本及び経営体質の強化を図ることを目指して参ります。また、地域に根差した金融機関として、「けんしん経営相談会」を通して、事業者の皆様を伴走しながら支援を行うとともに、市町村の「健康診査事業」の推進、「子ども食堂」や「ロアッソ熊本ジュニアユース人吉・阿蘇」などへの支援を通じ、地域の皆様や子供たちとともに当組合も成長していく所存です。これからも常にお客様や地域の視点に立ち、真に地域に必要とされる協同組織金融機関として、安心してご利用いただける一番身近な金融機関となることを目指して、役職員一丸となって努力してまいりますので、今後とも一層のご支援、ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
令和5年6月
理事長(代表理事) |
出田 貴康 |
経営ビジョン
熊本県信用組合は、地域で一番身近な金融機関として、お客様の豊かな暮らしと地域社会の元気づくりを支え続けます。
経営理念
私たちは、お客様自らの協同組合として、適正な収益を得ながら健全な経営を行い、ガバナンスとコンプライアンスを徹底し、地域の皆様の信頼に応えます。
私たちは、時代とともに変化するお客様のニーズに細やかに応えるとともに、お客様が暮らす地域の課題にも積極的に関わっていきます。
組合概要
登録番号 | 九州財務局長(登金)第40号 |
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設立 | 1950年(昭和25年)11月 |
所在地 | 〒860−0012 熊本市中央区紺屋今町1番1号 |
出資金 | 45億89百万円 |
組合員数 | 70,835名 |
店舗数 | 18店舗 |
職員数 | 153名 |
営業区域 | 熊本県一円、宮崎県延岡市(北浦町を除く。)、宮崎県西臼杵郡 |
(令和5年3月31日現在)
沿革・歩み
昭和25年11月 | 人吉球磨信用組合設立 |
28年 2月 | 牛深信用組合設立(昭和33年7月設立の河浦信用組合との合併) |
11月 | 大津信用組合設立 |
30年 6月 | 阿蘇信用組合設立 |
12月 | 信用組合三和興銀設立 |
31年10月 | 鏡信用組合設立 |
33年 8月 | 熊本総合食品信用組合設立 |
11月 | 八代信用組合設立 |
35年 6月 | 三角信用組合設立 |
36年11月 | 宇土市信用組合設立 |
12月 | 松橋信用組合設立 |
60年 4月 | 熊本県信用組合発足(上記11組合の合併による) 営業区域を熊本県一円とし本店を熊本市に置く |
6月 | 西日本建設業保証(株)代理業務取扱開始 |
61年 3月 | 私立学校共済組合年金取扱開始 |
62年 4月 | 国家公務員退職金振込取扱開始
地方職員、市町村職員共済年金取扱開始 住宅金融公庫代理業務取扱開始 |
9月 | 国家公務員給与振込取扱開始 |
10月 | 年金福祉事業団代理業務取扱開始 |
63年 1月 | 熊本県教職員退職金振込取扱開始 |
4月 | 私立学校教職員共済年金取扱開始 |
6月 | 国庫歳入金取次取扱開始 |
平成 2年 2月 | CD機運転開始 |
7月 | 全国キャッシュサービス加盟による業態間CD提携開始 |
3年 5月 | 阿蘇支店新築移転オープン 第3次オンライン開始 |
4年11月 | 免田支店新築移転オープン |
6年 4月 | 国債窓販業務取扱開始 |
7年 7月 | 年金倶楽部「あんしん」発足 |
8年 1月 | 本部・本店を熊本市の熊本紺屋今町ビルに移転、本店を「本店営業部」に改め、従来の本店を「田崎支店」に改称 |
9年 2月 | 信託銀行とのオンライン業務提携開始 |
4月 | サンデーバンキング開始 |
11月 | 銀行系及びノンバンク系カード会社(11社)とのオンライン業務提携開始 |
10年 6月 | 高森支店移転オープン |
11年 3月 | 御領支店新築移転オープン |
12年 3月 | 現金自動機の祝日稼動開始 デビットカード取扱開始 |
4月 | 郵貯との現金自動機の提携開始 |
11月 | パソコンネットワークシステム導入 |
12月 | ホームページ開設 |
13年 5月 | 組合員への現金自動機利用手数料の無料化開始 |
10月 | 長期火災保険窓販業務取扱開始 |
12月 | ITバンキングサービス取扱開始 |
15年 6月 | 個人向け国債取扱開始 |
16年 6月 | 変額個人年金保険取扱開始 |
18年 5月 | 宮崎県北部信用組合と合併契約締結 |
9月 | 宮崎県北部信用組合と合併 |
19年 2月 | 本部・本店営業部を熊本市紺屋今町1番1号 シティ12ビルへ移転 |
20年 7月 | 本店営業部、窓口営業時間を午後6時まで延長 |
21年 2月 | 「けんしん経営塾」発足 |
4月 | 融資部審査課から独立した経営支援室新設 |
8月 | 熊本県農業信用基金協会と債務保証契約・業務委託契約締結 |
12月 | 熊本県漁業信用基金協会と債務保証契約締結 「中小企業者等金融円滑化対応本部」設置 |
22年 3月 | 創立60周年記念定期「感謝」発売 |
7月 | 融資部から債権管理部門の管理部を独立し、本部組織を4部1室とする |
8月 | カードローン「e−ライフ」発売 |
23年 1月 | 住宅ローン「住まいる いちばん プラス」発売 |
2月 | 環境応援融資「けんしんビジネス エコローン」発売 |
3月 | 総合口座通帳にくまもとサプライズキャラクター「くまモン」採用 |
4月 | 「しんくみネット」の取扱開始 |
5月 | 「けんしん災害復旧支援ローン」発売 |
24年 2月 | ローン検索サイト「しんくみローンサーチ」において「Webローン」取扱開始 |
4月 | 総務部から事務部門の事務部を独立し、事務部に事務課、システム課を配置し、本部組織を5部1室とする 全国しんくみ保証株式会社提携新商品のカーライフローン、リフォームローン発売 株式会社クレディセゾン提携新商品のスーパーフリーローン「速戦力」発売 |
25年 2月 | 「でんさいネット」サービス開始 |
3月 | 「経営革新等支援機関」の認定受理 |
4月 | 南九州税理士会熊本県連合会との提携ローン「けんしんビジネスパートナー」取扱開始 |
12月 | 熊本県納税貯蓄組合連合会・熊本県間税会連合会との提携ローン「けんしんタックスサポーター」取扱開始 |
26年 3月 | 日本政策金融公庫と業務連携・協力に関する覚書締結 熊本県中小企業診断士協会と業務提携に係る覚書締結(経営支援業務) 教育カードローン「夢☆応援」発売 |
4月 | 日本政策金融公庫、熊本県商工会連合会等との連携等に伴う新融資制度「新事業応援つなぎ資金」・「創業・新事業応援資金」取扱開始 |
7月 | 熊本県商工会連合会と小規模事業者支援に係る連携協力協定締結 |
10月 | 日本政策金融公庫と証券化支援業務に係る基本契約締結(農業分野) |
27年 7月 | 熊本県中小企業団体中央会と「平成27年度金融機関連携体制構築事業」における連携事業を実施 |
9月 | 大分県信用組合、鹿児島興業信用組合、宮崎県南部信用組合と包括的連携協定を締結 |
10月 | 日本政策金融公庫延岡支店と「業務連携・協力に関する覚書」を締結 |
11月 | 「健康診査事業の推進に関する覚書」を締結(多良木町、高森町) |
12月 | 「健康診査事業の推進に関する覚書」を締結(高千穂町、阿蘇市、宇城市、人吉市) |
28年 1月 | 「健康診査事業の推進に関する覚書」を締結(南阿蘇村、熊本市)
南九州税理士会宮崎県連合会、宮崎県南部信用組合との「けんしんビジネスパートナー」取扱いに関する覚書締結 |
2月 | 「健康診査事業の推進に関する覚書」を締結(山江村、苓北町) |
3月 | 「健康診査事業の推進に関する覚書」を締結(宇土市、八代市、あさぎり町) |
6月 | 「熊本地震復興応援定期」販売開始 |
11月 | 熊本県中小企業等グループ施設等復旧整備補助事業(グループ補助金)復興計画の認定を受け、当組合が代表を務める「熊本地震の被災事業者を支え合うけんしんグループ」を立ち上げる。
熊本県からの「ブライト企業認定」を受ける。 |
29年 4月 | 管理部を融資部に統合、事務部事務課を総務部に、事務部システム課を業務部に統合し、本部組織を3部1室とする。 |
30年 2月 | 南阿蘇村及び熊本県信用保証協会との「中小企業支援に関する基本協定」を締結
事業承継支援資金の取扱開始 |
4月 | TKC九州会との「TKCモニタリング情報サービス」の取扱開始に係る覚書締結
熊本県中小企業家同友会との中小企業等支援に関する協定の締結 |
6月 | 信託業法に基づく信託契約代理店登録に伴い、「しんくみ相続信託」の取扱開始 |
31年 2月 | 熊本県国民年金基金との業務委託契約締結 |
4月 | 熊本県よろず支援拠点とのタイアップによる「けんしん経営相談会」発足 |
令和 1年11月 | 「健康診査事業の推進に関する覚書」を締結(合志市) |
2年 1月 | 高浜支店を本渡支店に統廃合 |
2月 | 合志支店開設
創立70周年・合志支店開設W記念定期預金「感謝」発売 |
2年 8月 | 人吉支店リニューアルオープン |
4年 2月 | 天明支店を宇土支店に統廃合 |
3月 | 「子ども食堂に関する基本協定書」を締結(熊本県及び一般社団法人熊本県こども食堂ネットワーク) |
8月 | 「子ども食堂に関する基本協定書」を締結(宇土市及び一般社団法人熊本県こども食堂ネットワーク) |
5年 2月 | 「子ども食堂に関する基本協定書」を締結(人吉市及び一般社団法人熊本県こども食堂ネットワーク)
「子ども食堂に関する基本協定書」を締結(高森町及び一般社団法人熊本県こども食堂ネットワーク) |